かわいいは編集できる!編集の可能性を考えてみた

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とある日曜日

テラスハウスを見ていたら、今井洋介が二股(ヤミーと今井華)をかけてるのに、なんか「俺、どうしたらいいんだろう…」的な感じで悩みを吐露している感じがかっこよくみえて、「あれ?実は今井洋介ってめっちゃいいやつなんじゃないのか!?」的なことを思ってしまった自分がいました。

ま、結局は最低男っていうオチで終わるんですが

二股という行為すら、テレビの編集の仕方によっては、その人をよくみせることが可能なのだなと思ったわけです。

それってヤバくね?

そこから頭がスパークして「コピーライティングもテレビ番組もナンパも編集だ!」って思って、あべこー(コピーライター)砂流さん(当時無職)などなどと集まって、編集について話してみたのでした。

テーマは「編集の可能性を勝手に考えよう」

「かわいいは編集できる!作れるじゃなくてね!」っていうのが結論。

ジュディマリを編集する?

ジュディマリのライブの曲の選び方が、YUKIの調子によって変えているってことを聞いて、それはピッチャーの調整法に似ているなと思った。ピッチャーは速球の調子がいい日があったり、変化球がいい日があったりする。その調子にあわせて、自分の投球内容を変える。

そこには、ライブのセットリスト(もしくはピッチャーの投球)の内容と順序を入れ替えることで、得られる結果・与える印象を変える。これって立派な編集なんじゃないの!?テラハの二股と同じなんじゃないの!?

もしかしたら、過去の情報だけじゃなく今という状況も編集可能なのではないの!?

いや、意味分かんないっす

指原莉乃の取扱説明書?

タカハシマコトさんのツッコミュニケーションの話と砂流さんの無職の話をしていて思ったこと。それは、ハライチを解説した(ゴッドタンに登場するキャバ嬢の)アイナの「取扱説明書」という言葉。

ハライチは、岩井が振って、それを澤部がノリボケする。それが澤部のイジリ方のトリセツになってる。だから、他の芸人がいじりやすい。だから、ハライチが売れるのだと。

同じようにAKBの指原に人気が出たのも、同じ事務所の土田とかが指原の番組のMCをしたから。それによって指原のイジリ方が全国に伝わった。スキャンダルいじっていいんだとか、アイドルにブサイクって言っていいんだとか。

「ここまでは言っていいんだ!」っていう無意識にあった悩みというか不安をOKだと言ってあげる。ここまではOKだというラインを作ってあげる。線引。

つまりは、個人に対するインサイトの言語化

編集の話はどこよ!

 

女の子が初めて練習する編集は化粧です

というわけで、自分をどう編集するか。自分というものを人にどう見せるか。これも編集で、恋愛においてもこれは成り立つわけで。どう自分を見せるか、編集の考え方使えばもっとモテんじゃねーか!?って。

つーかそんなこと考えたら、ファッションとか化粧って、自分の編集なんじゃねーのか!?って。

あ!そうか!女の子はいつも自分を編集してる

女の子が初めてする編集は化粧なのか!!!

 

ハイキュー*1のセッターは編集だ!って話になる。

例えば、野球で内角高めに速い球を投げた後に、外角低めにスライダーを投げる。そうすると、バッターは最初の球の印象が残っていて、少し怖くて踏み込めない。結果、三振になることが多くなる。

投球内容の順番を工夫することで、相手にある印象を与えて、こちらがさせたい行動(上ので言えば恐怖を植え付ける)をさせる。それはハイキューのトスも同じ。こちらの意図通りに相手を動かす。

こいつぁー編集だ!

つまりは、スポーツの心理戦はすべて編集だ!!!っていう結論。

まだまだ!

(古美門研介みたく)グレーゾーンを白にしたり、黒にしたり。その視点から見れば、弁護士だって裁判を編集してる。いろんなところに編集はころがっている!

そんでもって、生ものでも編集はできる。(ジュディマリに戻った!)編集は過去の素材だけじゃなくて、直前に起こったこととこれから起こることにリンクを持たせることで、相手に何らかの感情を想起させることでもできる。印象の操作。

それはナンパ師にも通じる!素材なのか、自分の行為なのかの差でしかない。

そんなことを2年前に話してたのでした。

 

 

*1:バレーボールのマンガ