可動式フィギュアとメジャーで遊ぶおっさんたちがマジすごかったから紹介したくなった #ゲームマーケット #コミティア
#ゲームマーケット という、なんかたくさんボードゲームが売ってイベントがあるらしかったので行ってみました。
が、ボードゲームを買いに来たはずが、なんかとんでもない遊びを教えてもらったので紹介したいと思います。
可動式フィギュア買ったらやっぱり動かして遊びたくなるじゃないですか
会場を歩いてたら、なんかミニチュア?ジオラマ?を使ってゲームをしてるところを見つけたので、「おお!立体で遊べて超楽しそう!つーかシズルぅ」って話していました。そしたら、こんなのを目にしました。
なんかフィギュアと甲冑が戦ってる!!!
とりあえず意味不明だったので、そこで立ち止まってたら、おっさん*1が近づいてきて、ものすごい勢いで説明を受けました。
そして、ハンドルネームを聞かれる
どうやら、このシートに各フィギュアにパラメータや必殺技を自由に割り振って闘うみたいです。
「とりあえず私の方でシートは作ってあるんで、遊んでいきませんか!?」と誘われたので「は、はい!」と答えたら「ハンドルネームを教えてください」と言われたのでちょっと焦りました。
ハンドルネームとか持ってないっす。
もうここは異世界なんだなと知りました。
とりあえず、僕は熊?に乗ったまどかを使うことになりました。
ルールは簡単に言うと、
- 使いたいフィギュアを持ってくる(各自2体)
- フィギュアにHPとか特技とかを割り振る(どんな特技があるかとかはルールブックに載ってるらしい)
- フィールドをセッティングする
- フィギュアを好きなところに置く
こんな感じです。ゲームの流れは
- 移動する
- 攻撃ターゲットと武器を選ぶ
- サイコロを振ってダメージ判定をする
たぶん、これの繰り返しです。「スーパーロボット大戦と同じですわ」と言われて、僕は全てを理解しました。
いや、もうルールとかどうでもいいや。「この遊びのすごい」と思ったことを羅列していきます。
ヤバいポイント① 防御壁の裏では◯◯会が楽しめる
フィールドにはスチレンボードで作った壁とかがあるんですが、このレンガの壁裏側は、
こうなっています。
戦争をしている反対側を尻目に、自分の好きなフィギュアの撮影をする。
立川談志さんの「笑いは緊張と緩和」を地で行く、ものすごい発想です。
戦いたいし撮影もしたい。でも、スペースは限られている。その全てを解決する最高のアイデア。アイテムの使い方に無駄がない。一挙両得とはこういうことか!
宮本茂さんの格言を思い出しました。
ヤバいポイント② この世界ではメジャーが必須
「みよしさんの移動力は5です」って言われて、どうやって移動するんだろうって思ってたら、まさかのメジャーで実寸でした。
移動力1=15cmらしく、僕の移動は75cm。なるほど、アナログだが正確だ。
ちなみに、ランチャー系の着弾範囲もメジャーで測ります。
ヤバいポイント③ クリスマスアイテムが森林フィールドと化す
クリスマスの飾りでつかう緑のアレが置いてあったんで、まさかと思いつつ「これなんですか?」って聞いたら、「森林フィールドです。移動力がマイナス1になります」とのこと。
まさにスパロボ!!!
楽しすぎです。戦闘フィールドまで簡単にDIYができるルール設計。惚れ惚れしました。ヒント・マーケットの東急ハンズ*2も見習ってほしいものです。
可動式フィギュア買ったらやっぱり動かして遊びたくなるじゃないですか
「よくこんなの思いつきましたね!」って聞いたら、そう言われました。「フィギュア=鑑賞するもの」という概念の先に行くおっさんたちをマジで尊敬しました。
よかったら名前だけでも覚えて帰ってください
他にもいろいろあったんでざっと紹介。
とりあえず天才
冷蔵庫の余り物だけでチャチャっと作った料理的な家にあるいらないもので作ったゲーム
この、誰も思いつきもしなかった盲点的ゲームを出している安東さんという方は、もう天才という形容しか思いつきません。ちなみに家にあるいらないもので作ってるのですべて一品物です。
となりでやってた #コミティア っていうコミケみたいなのにも行った。
持込も出張する時代
めっさ人が並んでました。もうバクマンやアオイホノオみたいに出版社に行くっていう時代じゃないんだ!って知りました。
ハイビジョン撮影したのにタブレット表示するバカ
ここまで来ると愛くるしいですね。まぁハイビジョンかどうかはどうでもよくって、コミケの準備から盛況、そして撤収までをタイムラプスで。ずっと見てられるわ、タイムラプスって。マジで。
即日新人賞
「即」というコピーになんだかアガりました。
以上。